若さの秘訣は「腎」にあり

中医学において腎の役割

腎は「先天の精」を貯蔵すると考えます。私たちが生まれたときに両親からもらった「先天の精」であり、生命活動力になると捉えてます。また腎は生殖、ホルモン、免疫、泌尿器、自律神経などの機能とも関連づけられています。

腎が弱いと生殖の力も弱く、生理不順、精力減退などの症状として現れます。

過労、加齢、生活リズムの乱れなどによって進んで行く腎の衰え、他の臓器にも影響し、免疫力を低下させて、病気になりやすく治りにくくなる事もあります。

🟡腎を守る為に気をつけたい事

🔴食養生

🔸腎に良い食材:黒ゴマ、黒キクラゲ、黒豆、昆布などの黒い食材

🔸温性の食材:ニラ、生姜、かぼちゃ、エビ、鶏肉、胡桃、シナモン

🔸平性の食材:大豆、山芋、白キクラゲ

🔴睡眠養生

🔸睡眠時間を確保

🔸夜更かしをしない

🔸質の良い睡眠を保つ

🔴生活養生

🔸適度な運動

🔸疲労を下げる

🔸情緒の調節(欲張りしない事)

2022年3月24日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : tounindou

生まれての2ヶ月赤ちゃん

 

 

 

 

 

 

  先日は去年まで不妊治療のため通ってた方が妊娠出産し、生後2ヶ月の赤ちゃんを連れて来て、お店に見せに来て下さいました。

思い起こせば、こちらにご来院前までは不妊クリニックで一年近く排卵誘発剤を使い、注射をして排卵させて、人工受精の繰り返し、最後は強い誘発剤を使っても中々卵子が育たなくなり、生理も来なくなった状況でした。

こちらご来院後はクリニックの通院をお休みして、鍼灸治療の傍らに漢方薬も併行し、身体の女性ホルモンのバランスを取り戻し、3ヶ月で自力で排卵するようになりました。そして排卵後の黄体ホルモンもしっかり出るようになり安定して来ました、それから2ヶ月ぐらいでな〜んとタイミング法で自然妊娠する事が出来ました。

ご本人も、もちろん感無量でしたが、私共としては「妊娠力はまず身体を整えてから、自然の力を信じる事が一番大事」という理念が検証された気がしました。

これは今妊活で頑張っている皆様にも言える事でしょう。

(お写真は許可を得た上で公開させて頂いております。)

 

 

2022年3月16日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : tounindou

コロナ感染後の後遺症またコロナワクチンによる副作用などに漢方薬が有効

 

 

 

 

 

 

最近ではコロナ感染後の後遺症の方が時時漢方薬店にお見えになるですが、中に10才の子供もいます。

共通の症状としては全身の倦怠感や疲れやすさ、やる気が起こさない、食欲があまり無く、一日中頭痛がする、めまい、立ちくらみなどなど、個人差はありますが、酷い場合は仕事や学校には行けない方も居ます。

またコロナワクチン接種ごの副作用なども上記の症状にとても似ています。

中医学的の弁証としては気血両虚、気滞血瘀の機序で、治療としては気血を補う、更に気の流れを伸びやかにして、エネルギーや血流の流れを良くする事で身体の元気を取り戻して、免疫力を高める事でいろんな身体の不調を改善し、元の健康状態になります。

漢方を服用始めてから2、3日で良い兆しが出始めて、個人差がありますが、1週間〜10日位で5〜8割の症状を改善されるという所見です。

困っている方は是非ご相談して下さい。

 

 

 

 

2022年3月15日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : tounindou

逆子を諦めない事

 

 

 

 

 

 

 

 

最近本院に逆子治療のご依頼が多くて、中には34Wにもなっており、胎児の体重2000g超え、後1、2週で戻らないと帝王切開の手術など予定される方も居ます。

鍼灸の逆子治療は基本的に早ければ早い程回転率が高く戻る率も良くなり、週数が増えれば増える程、赤ちゃんの体重も大きくなり、お腹の子宮の中に回りづらくなり、回転率が減ります。

稀にぎりぎり出産直前の38〜39週の逆子が治った例もありますが、クリニックで検診の時逆子って言われたら、逆子体操などご自宅で試み、直らない場合は、鍼灸院での治療は早いうちに始める事は肝心です。

2022年3月8日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : tounindou

お急ぎの方のご予約について

 

 

 

 

 

 

本院は新患のご予約は基本的にネットのご予約となっております。

最近では土曜日や午前中の新規枠が直ぐに埋まってしまうため、中々ご都合の良い所をご予約を取れない、また採卵の周期や移植前後お急ぎの方はお電話でのお問い合わせをお勧めします。

ご都合の合わない方もお電話でのお問い合わせ下さい。

なるべく皆様のご希望に添えてご案内出来るよう調節致します。

2022年3月8日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : tounindou

冬から春の食養生

 

 

 

 

 

 

間もなく訪れる春は「肝」の季節になります。中医五行の考えでは、肝は木に当たります。肝は春になるとのびのびと成長をする木のような環境を好む為、ストレスを感じると働きが低下します。

肝には血を貯蔵する働きがあり、更に気血を全身に巡らせる働きもあります。肝の働きが低下することで気血の巡りが悪くなり、さまざまな不調をもたらします。本格的に春を迎える前に、少し肝への養生をしておいた方が良いでしょう。

3月になると少しずつ春野菜が出始めます、旬のものには栄養もたっぷり含まれるので、初物として美味しく食べましょう。

肝を養う食材を一部ご紹介します。

菜の花、キャベツ、せろり、椎茸、しそ、ミント、パセリ、ピーマン、春菊、、イチゴ、あさり、ホタテ、うこん(メータリック)、ローズティー、ジャスミンティー、菊花、よもぎなど

肝のために「酸」を取りたい、五味が「酸」の食材

梅干し、レンモン、グレープフルーツ、ゆず、トマト、キュウイフルーツ、アボカド、黒酢、チーズ、ヨーグルトなど

春には肝を養う食材を少しずつ取り入れて、季節の変わり目をスムーズに乗り越えましょう。

2022年3月3日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : tounindou