不妊治療

病院での不妊治療を始めて一年以上経過しても妊娠されない方、クリニックなどで高度な治療を繰り返してもなかなか妊娠できない方は、決して悲観的にならないで下さい。
鍼灸で体質改善することで新たな可能性が生まれます。



  • 長い間IVFやICSIを繰り返し行い良い結果を得られない方へのアドバイス
  • 良質卵子を採る必須条件の一つは、卵巣周囲の良好な血流です。特に繰返し排卵誘発剤を使い、酷使された卵巣は周囲の血流の速度が遅く、流量も少なくなりやすくなります。鍼灸治療により、ツボへの刺激をすると卵巣の血流が旺盛になり、そうすることで栄養酸素も多くなり、ホルモンの運びも2~3割増えるという実験結果もあります。
  • FSH(D3)が高い方は採卵できなくなるか、採卵しても良質の胚盤胞になる確率は非常に低いため、移植できたとしても着床率が悪く、化学流産、稽留流産の原因となります。
    当院では独自のFSH調整法で施術を行います。
  • 染色体異常の確率を下げる為に中医鍼灸、漢方薬などで身体を整えることはとても重要です。言い方を変えると身体を整えずに異常な胚を移植すると、着床しない、化学流産、稽留流産など、いずれかに該当してしまう可能性が出てきてしまいます。
    • 参考
      日本産科婦人科学会の合同調査による受精卵の調査結果(下記データ参照)によると驚く程染色体異常の確率が高い事が解ります。
    • 胚卵胞の染色体異常
      20~34歳 59%
      35~39歳 63%
      40~47歳 74%
      分割胚(2~3日目胚)  71.4%
      胚盤胞(グレード1&2) 62.5%
      胚卵胞(グレード5&6) 50.0%
  • 当院の不妊治療について
  • 中国医師の資格と日本の鍼灸師両方の資格を持つ女性鍼灸師。日本不妊カウンセリング学会会員。妊娠のためには、鍼灸師の知識・経験・技術によって結果が大きく変わリます。院長は、豊富な西洋医学の経験もあり、患者様が不妊クリニック検査結果や治療内容など、病院に聞きづらい事、しっかり解説し分析します。鍼灸師の資格だけでは知りえない知識もあるので、なんでも安心して相談できます。きめ細やかな相談と丁寧な施術を心がけております。院長プロフィール
  • 当院は、千葉県、埼玉県、茨城県あたりでは経験と歴史のある不妊専門鍼灸院のひとつです。多くの妊娠を望む女性の願いを叶えられるよう努力しております。願いをかなえた方の嬉しいご妊娠、感動的な出産報告を患者様から頂いております。
    出産のご報告  妊娠のご報告
  • 不妊の食事療法や漢方薬併用のアドバイス、自宅お灸指導などを行っております。
    鍼灸と同時に不妊の食事はとても大切になっております。患者様のご希望により漢方併用のアドバイス、通院のない日に持続性を保つためにご自宅のお灸指導もしております。
    ご自身に合う最も妊娠率をあげる可能性が高いと思われる、最適な不妊専門病院をご紹介しております。
  • 2007年5月の開院以来、患者様から集まる様々なクリニック情報を元に総合的に判断し、患者様一人ひとりの状態を見極め、治療歴と合わせて、不妊専門クリニックの治療方針、費用などの面から、患者様一人ひとりに合ったクリニックをご案内することも、当院の大きな役割のひとつだと考えております。
  • タイミング法や人工受精で、ステップアップ時期なども適切に指導しております。
     常に患者様のことを最優先に考え、よりスピーディー、より近道、より確実に最終目的”妊娠成立”を達成するために一生懸命施術することを心がけております。
  • 妊娠前から産後までのトータルケア
    妊娠初期の流産、つらい「つわり」に対する安胎治療。また。妊娠中毒症や逆子、胎児の発育不良、異常分娩に対する安産治療を取り入れて、不妊・妊娠・出産・育児までのサポートをしております。
  • 不妊症でこれまで鍼灸を試したことがありますか?
  • 妊娠しづらい、流産しやすいというのは子宮や卵巣などの機能が低下している証拠です。当院での不妊治療は、鍼やお灸で骨盤内の子宮や卵巣などの諸器官に温熱効果を与えます。温熱効果は、卵巣への血流、良好な卵子の発育、排卵状態の改善(促し)、黄体機能不全に期待が持てます。
    また、子宮内膜の厚みが増すことにより、受精卵の子宮内膜の着床不全に期待が持てます。
  • 目標は”子宮力や卵巣力をあげて、妊娠しやすい体を作ることです。”
    また、不妊症だけにとどまらず生理不順、子宮筋腫、子宮内膜症、無月経、更年期障害など、婦人科疾患などにも期待を持てます。
  • 当院は常に患者様のことを最優先に考え、よりスピーディー、より近道、より確実に最終目的”妊娠成立”を達成するために一生懸命施術する事を心がけております。
    ご妊娠後の安胎施術や安産施術などを取り入れて、不妊・妊娠・出産・育児など安心なサポートをしております。
  • 電子温灸器について
  • 近年当院で導入した”電子温灸器”という治療器が優れた温灸効果を果たしております。
    従来のモグサによるお灸と比べると多くのメリットがあります。
    1. 火を使用しないので、煙や臭いが出ません。
    2. 温度設定により温度管理が出来るため、やけどのリスクがゼロになります。
    3. 鍼の周囲にセットできるので、針先を通じて身体の奥にあるツボに温灸効果をしっかり伝わらせ、鍼治療と灸治療の相乗効果を高めます。
    4. 鍼治療と同時に温灸も出来るため、治療の効率が上がります。
  • 不妊症の鍼灸施術の主な対象となる人
    産婦人科で検査を受けたが特に異常ないけれど妊娠に至らない機能性不妊症。
    高度な治療を繰り返してもなかなか妊娠できない人。
    タイミング法や人工授精、体外受精を成功させるための併用施術を望む人。
    卵子が成熟度が低く、上手く排卵が行われない人。
    基礎体温の高温期は低くて短い、または体温が二相にはっきり分かれない人。
    病院での注射などの治療による副作用がひどい人。
    自然周期の妊娠を望みたい人。



    当ホームページに記載されている治療の効果は、当院の長年の経験のもとに記載しておりますが、効果には個人差があることをご理解ください

施術の流れについて

  1. 問診
    初めての方は不妊治療の不妊症専用カルテに記入していただきます。
    不妊症専用カルテ
    pdf へのリンク
    中医学の四診(望診、聞診、問診、切診)をじっくりと行います。今まで不妊の経緯や結果などを詳しく聞きます。また、血液検査などの検査データや基礎体温表があれば施術の上で大変役立ちますのでご持参ください。
  2. 施術
    それぞれの体質、または生理期、低温期、排卵期、高温期などに合わせて、経絡、ツボなどを最適に組み合わせて施術します。
  3. 施術後の注意事項と通院の仕方などのカウンセリング

    カウンセリングは無料です。

不妊鍼灸Q&A

Q1 現在生理中ですが、不妊鍼灸の鍼を受けられますでしょうか?
A 大丈夫です。
卵胞期(低温期)、月経期、排卵期、黄体期(高温期)、それぞれの期にまんべんなく施術した方が効果が高まります。また、生理痛、生理前症候群のある方は特に生理中の施術により緩和されます。
Q2 今はタイミング法、人工受精(AIH)をチャレンジしている最中ですが、不妊鍼灸を受ける事で何か良い効果がありますか?
A ホルモンの分泌を盛んにする目的で、全身の調子を整えていく事で、妊娠しやすい体になる期待が出来ます。血流がよくなり、卵巣が活性化され、良質な卵子が育つことにより妊娠につながりやすいのです。
Q3 次周期から体外受精を予定していますが、不妊鍼灸を同時に受けると良いと友達に勧められましたがどうでしょうか?
A 体外受精を控えている方は、鍼灸治療の併用をお勧めします。
卵巣の状態を整える事でより良い卵子が採れる期待が高まります。子宮内膜状態を整える事で、より受精卵が着床しやすくなります。また、ホルモン分泌が盛んになり、病院のお薬や注射などの治療効果が上がり、妊娠率が上がることにもつながります。
Q4 今まで何回か体外受精、顕微授精をしましたが、残念ながら妊娠には至っておりません。今は病院の治療をお休みしている最中ですが、不妊鍼灸によって体外受精、顕微授精の成功率が上がる可能性はありますか?
A 体外受精、顕微授精などを何度も繰り返し、大量の排卵誘発剤やホルモン剤を長期間使用した場合は、体に大きな負担がかかっています。卵巣の反応が悪くなり、OHSS(卵胞過剰刺激症候群)などがおこります。
このような場合は、しばらく病院をお休みして鍼灸治療を受け、体をリセットしてから再チャレンジするをお勧めします。
Q5 今は第2子の不妊専門クリニックで不妊治療をしており、不妊鍼灸も受けたいのですが子供を預けられるところがなく子供を連れて行っても大丈夫ですか?
A 勿論可能です。待合室でビデオを見せたり、絵本やおもちゃなどご持参で遊ばせる事は可能です。ただし2歳以下の赤ちゃんや、お母様がいない場合泣き出すなど難しい場合も有りますので、問い合わせしてください。
Q6 不妊鍼灸での体質改善の目的で、漢方薬を併用したほうが良いでしょうか?
A いろんな生薬配合で作られた不妊に期待できる漢方薬は生理周期を整え、生理痛の軽減、冷えの改善による子宮内膜の厚みの改善、気を高める効果など、鍼灸と併せて妊娠しやすい体質改善の相乗効果が期待できるので、患者様の状態を判断してお勧めする場合もございます。
Q7 施術頻度はどれくらいですか?
A 年齢や状態にもよりますが、最初は週に2回をお勧めします。その後、様子を見て週1回の治療となります。

以下は当院に不妊施術に来院されている方が通院している主な不妊専門病院です。病院の方針にあわせて、対応いたします。
共立習志野病院,小塙医院田園都市レディースクリニック,秋葉産婦人科大川レディースクリニック,東峯婦人クリニック,越谷私立病院,扇町レディースクリニック(大阪),いがらし医院永井クリニック,すごうウィメンズクリニック,中野レディースクリニック,高橋ウイメンズクリニック,窪谷産婦人科,新橋夢クリニック,木場公園クリニック,東京HARTクリニック,加藤レディースクリニック,キネマアートクリニック,東峯クリニック田園都市レディースクリニック,埼玉セントウィメンズクリニック,川崎レディースクリニック,木場公園クリニック,かしわざき産婦人科,田園都市レディースクリニック,セントウィメンズクリニック,ゆうレディースクリニック,つくばARTクリニック,つくば学園病院,小塙クリニック,Kレディースクリニック,さち・レディースクリニック,土浦協同病院中央クリニック,はらメディカルクリニックなど