冬から春の食養生

 

 

 

 

 

 

間もなく訪れる春は「肝」の季節になります。中医五行の考えでは、肝は木に当たります。肝は春になるとのびのびと成長をする木のような環境を好む為、ストレスを感じると働きが低下します。

肝には血を貯蔵する働きがあり、更に気血を全身に巡らせる働きもあります。肝の働きが低下することで気血の巡りが悪くなり、さまざまな不調をもたらします。本格的に春を迎える前に、少し肝への養生をしておいた方が良いでしょう。

3月になると少しずつ春野菜が出始めます、旬のものには栄養もたっぷり含まれるので、初物として美味しく食べましょう。

肝を養う食材を一部ご紹介します。

菜の花、キャベツ、せろり、椎茸、しそ、ミント、パセリ、ピーマン、春菊、、イチゴ、あさり、ホタテ、うこん(メータリック)、ローズティー、ジャスミンティー、菊花、よもぎなど

肝のために「酸」を取りたい、五味が「酸」の食材

梅干し、レンモン、グレープフルーツ、ゆず、トマト、キュウイフルーツ、アボカド、黒酢、チーズ、ヨーグルトなど

春には肝を養う食材を少しずつ取り入れて、季節の変わり目をスムーズに乗り越えましょう。

2022年3月3日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : tounindou