中医学では、健康を支えている一番大切な臓器を腎臓だと考えています。
腎臓は先天的な気の発生場所、樹木に例えば根っこに当たると言われています。後天的に気が発生するのは胃です。
すなわち、根っこが伸びている土の黒、幹の色である赤で、
食べ物も黒いものと赤いものを必ず食べることで、腎臓、胃の健康を保ちます。
腎とは中医学では、泌尿生殖器と一部神経系、造血系、内分泌系の機能を包括したものを指します。
では黒い食べ物とはなんでしょう?
生殖機能を高める効能、更に言うと卵子、精子の質を向上させる食材ではあります。
例:
黒豆、黒ゴマ、わかめ、のり、ひじき、昆布、シイタケ、麦ご飯、黒パン、黒砂糖。
赤い食べ物とはなんでしょう?
血液を作り出すものになります。
例:
小豆、なつめ、くこの実、ニンジン、うずら豆、かぼちゃ、トマトなどで、りんご、みかん、いちごなどの果物も含まれます
またはサバ、カツオ、マグロなどの赤身の魚、羊肉、牛肉、ラムなどの動物性タンパク質。
また、腎臓のためには、黒いものの他に豆製品がお薦めです。
大豆、豆腐、納豆、おから、高野豆腐など、それから小魚や煮干といったカルシウムの摂取が大切でしょう
、これらはできれば丸ごと食べることが理想です。