明けましておめでとうございます! 治療家として、鍼灸師として、患者様のどうな痛みや悩みなども、 真っ直ぐの気持ち、誠心誠意の心と確かな技術を持って、 全ての方々に対応させていただく事は当然の事です。 今年一年もそんな思いを胸に、 頑張って行きたいと思います。
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小豆入りの雑穀お粥
小豆は女性の強い味方
小豆は栄養の宝庫。
ビタミン、ミネラルなど豊富な栄養素を含む健康食品なのです。
この赤い色にとても重要な意味があり、
赤は太陽、生命などを象徴する色。原産地の中国では赤血球に似ている事や女性の月経の色などをイメージとなり、
小豆の煮豆スープなどを食べる事で貧血の改善、冷えや生理痛、生理不順などの減軽、とても効果があると代代に受け継がれてます。
中医学では小豆は補気作用、温経散寒、祛痛など役割がある。
また黒砂糖を入れることで、更に冷え症、生理痛などを改善され、月経の量を増え、サラサラの綺麗な赤色の月経になるそうです。
お祝い事の席でよく料理に使われていたそうです。
女性は毎月の生理で鉄分が失われやすく、積極的に摂る必要のあるミネラルです。
鉄分の役割は赤血球のヘモグロビンの成分となり、小豆は鉄分も豊富に含まれる事から、
これから妊娠を目指す方や妊活の方、生理痛や冷え強い方、貧血気味の方など、
ぜひ小豆をマメにお召し上がりください。
体外受精の着床前診断の記事
昨日、朝日新聞デジタルからの記事で、ご紹介します。
体外受精させた受精卵のすべての染色体の数を調べる「着床前診断」(PGT-A)の臨床研究について、日本産科婦人科学会(日産婦)は16日、診断を受ける参加者の拡大を検討する方針を明らかにした。早ければ来春にも決める。
PGT-Aは、妊娠、出産の成功率を高めるのが目的。受精卵の細胞をとり、通常46本の染色体の本数を検査する。多かったり少なかったりすると妊娠しにくく流産しやすいとされ、過不足がないものを子宮に戻す。以前は「着床前スクリーニング(PGS)」と呼ばれた。流産は女性にとって心身ともに負担となる。
臨床研究の対象は、流産を2回以上したか3回以上の体外受精で妊娠しなかった35~42歳の女性。日産婦は、全国四つの医療機関と三つの検査施設で先行して行い、その結果をもとに、多くの施設での大規模な研究への参加者数などを決めるとしてきた。
日産婦はこの日東京都内で開いたシンポジウムで、研究の途中経過を報告。参加した77人のうち受精卵を子宮に戻せたのは約5割の38人。うち7割の27人が妊娠し、3人が流産した。いずれも妊娠中の段階で出産した人はいない。単純に比べられないが、流産の回数などが異なる人も含む同年代の体外受精をした女性よりは、流産率が低い傾向だという。今後さらに8人が受精卵を戻す予定。
シンポでは、臨床研究に参加した女性が「この検査は従来の技術より、流産を繰り返す夫婦には希望となる」と述べた。一方、生命倫理の専門家は「生命の選別ではないか」などと指摘。染色体に過不足のある受精卵でも出産できる可能性はあるが、この検査はそうした受精卵を子宮に戻さないことを理由に挙げた。
年末年始休診のお知らせ
鍼灸院の移転と漢方薬店の開設
2017年11月から鍼灸院は野田市から柏市柏たなかに移転致しまして、同時に漢方専門店を併設オープン致しました。
場所はつくばエクスプレスの沿線柏たなかという駅になります。
駅から徒歩4〜5分の道路沿い比較的目立つところにあります。
看板や夜に電気も付けてますので、とても分かりやすいかと思います。
おおたかの森から二駅になるので、野田市や流山市の方は、野田線からのお乗り換えでも便利です。
またお隣は守谷駅(茨城県)となっており、つくばや守谷市の方も通いやすくなりました。
いわば、千葉県、埼玉県、茨城県の境目にあるという事ですね。
今回漢方専門店を立ち上げた理由としては長年を臨床鍼灸治療をしている中、
どうしても鍼灸治療だけでは治り切れない、あるいは(一例ですけど)自律神経失調症で眠れない、朝起きるのが辛い、昼間も身体が怠く元気がないとか・・・、
そういう方は鍼灸治療の上に漢方薬も並行すれば、
効果も顕著に出て来ますし、治りは2、3倍も早いです。
また不妊治療の方は、もちろん鍼灸治療だけでも充分の方もいますが、
一方卵巣年齢が高く、卵巣機能など著しく低下していて鍼灸では補いきれない方などもいます。
卵胞期(低温期)や黄体期(高温期)に合わせて、補腎陰や補腎陽などの漢方を投与すれば、事半功倍(半分の事柄で効果は倍)になります。
そういう患者さんを考える思いから、新しい漢方専門店を立ち上げました。
どうぞ、ご興味がある方、元から体質改善されたい方、妊活で排卵誘発剤などで身体中薬漬けの方など
是非お店にお気軽にお立ち寄りください。
漢方相談無料です。
妊娠中の貧血に関しての食事
久振りにブログを書きます。
今日はうちの鍼灸院に妊娠された30代の女性の方は、安産治療でのご来院ですが、
今26週に入って来てます、産婦人科で貧血の検査をしてもらったところ、ヘモグロビンの値が低く
“貧血”って診断されました、もちろん鉄剤内服薬も出されました。
実はこれは妊娠中期から後期にかけて、良くあることです。
もちろん鉄剤服用でも補うことができますが、中に副作用が出る方もかなりの割合がいます。
報告されている副作用は、胃痛・胃のむかつき・吐き気・嘔吐・便秘・下痢・頭痛・など
の副作用報告があり「飲み続けることが大変」といったような声も多くあがっています。
できれば食事で補うことができたら、体に一番良いかと思います。
妊娠中、母体だけではなく、胎児の血液を造るために、特に鉄分が使われている事で、
“鉄欠乏性貧血”になる事もあるといいます。
では何に悪いかというと、赤ちゃんの成長が阻害されたりします。
未熟児や低体重につながる可能性もあります。
それから、出産後の母乳の出具合も悪くなり、子宮の回復も遅れたりします。
貧血の症状:
- 立ちくらみがする
- 階段では息切れする
- 疲れがなかなか取れない
ではどんな食事が良いのか?
妊娠中の鉄分の推奨摂取量は、厚生労働省が以下のように定めています。
18〜29歳 30〜49歳
妊娠初期 8.5mg 9.0mg
中期〜後期 21.0mg 21.5mg
食事で鉄分を摂取するときに覚えておきたいのが、鉄分の種類。鉄分には、肉や魚など動物性食品に含まれる「ヘム鉄」と
、野菜や海藻類などに含まれる「非ヘム鉄」の2種類があります。
非ヘム鉄が補給できる食品、乾燥ひじきや油揚げや納豆、料理もしやすく日常でも手に入りやすいので、意識して摂取するとよいでしょう。
但し非ヘム鉄は野菜や海藻に含まれるので摂取しやすいのですが、
ヘム鉄と比較すると、吸収率がよくないので他の食材と組み合わせて食べなければなりません。
それぞれの特徴を活かしてバランスよく摂取することが大切ですよ
妊婦が食べられる「ヘム鉄」を多く含む食べ物は?

ヘム鉄は、肉類・魚介類に含まれています。鉄分を多く含む食材は次の通りです。
● 豚レバー
● 鶏レバー
● かき
● 牛もも肉
● めじまぐろ
● あさり
● しじみ
妊娠しやすい食べ物
中医学では、健康を支えている一番大切な臓器を腎臓だと考えています。
腎臓は先天的な気の発生場所、樹木に例えば根っこに当たると言われています。後天的に気が発生するのは胃です。
すなわち、根っこが伸びている土の黒、幹の色である赤で、
食べ物も黒いものと赤いものを必ず食べることで、腎臓、胃の健康を保ちます。
腎とは中医学では、泌尿生殖器と一部神経系、造血系、内分泌系の機能を包括したものを指します。
では黒い食べ物とはなんでしょう?
生殖機能を高める効能、更に言うと卵子、精子の質を向上させる食材ではあります。
例:
黒豆、黒ゴマ、わかめ、のり、ひじき、昆布、シイタケ、麦ご飯、黒パン、黒砂糖。
赤い食べ物とはなんでしょう?
血液を作り出すものになります。
例:
小豆、なつめ、くこの実、ニンジン、うずら豆、かぼちゃ、トマトなどで、りんご、みかん、いちごなどの果物も含まれます
またはサバ、カツオ、マグロなどの赤身の魚、羊肉、牛肉、ラムなどの動物性タンパク質。
また、腎臓のためには、黒いものの他に豆製品がお薦めです。
大豆、豆腐、納豆、おから、高野豆腐など、それから小魚や煮干といったカルシウムの摂取が大切でしょう
、これらはできれば丸ごと食べることが理想です。








